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シナリオなどの製作日記
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遂に公開された、アン武氏による『天馬博士と吸血鬼』の正統派続編!
もうそれだけで満足ですよ~!

SRCシナリオ感想 -『殲血戦鬼エングライフェン』-

オープニング
また非常に凝ったオープニング演出が素晴らしいっ
歌詞まで入っていて、無限のトリプルを髣髴とさせる。
こういう演出を作れる人って、本当にうらやましいですや~

と思ってたら、直ぐに世界観解説へ。
……天馬博士キターッ!!
っていうか、このMIDIが天馬博士のテーマになるんですねw
世界観解説は結構重く、まあフツーにやってたらダレると思うんですが…やはり恐るべしは天馬博士、スラスラ読めます。……スラスラ読みすぎて内容を理解しなかった可能性もありますが(ぉぃ
つーか解説男にしてこの存在感w
ああ、ホントに!こういうメタ台詞が受け入れられるキャラを書けるのが羨ましい
…えー、天馬博士ばかりに目が行っちゃうので他の部分も上げると、
・社会的には中世(世界最大の国が帝国主義)だけど、技術力は近代並み
・魔術という名の科学理論?が存在しており、その最たるのがOOIという機動兵器
・『知覚者達』という、お約束の強大な力を持つものたち
・イーヴァインという英雄が知覚者達を倒し、かつ帝国には反旗を翻した
というところでしょうか? ……いや、間違っているかもしれないけどorz
とりあえずおさえて、次の回へ

1話前半
エーヴァという騎士とその先輩がS級犯罪者を搬送するところからスタート。
ムクロという人物らしいけど……えー! アンタか!? アンタがムクロさんだったのかい!?
っていうか、ムクロさんの記憶喪失事件のあらましが、丁寧かつユーモアな説明で面白いです。
アン武さんの知識に裏づけされた、相変わらずの文章力が羨ましい…!
何故か幼女ロボまでお連れになっているということで、罪状にロリコン罪が追加。
そして巻き込まれるように戦闘パートへー
流石にエーヴァの方はOOIというだけあって労せずとも敵を撃破可能でした~
特に運動性UPのアビリティはかなり強力。
規定ターンが来てしまったので撃破には至らなかったけど、アルターとやらも十分相手できます。
そして、やはりというか戦闘アニメが秀逸。凄い、こんなアニメを作ってみたい…!
戦闘後はアルターに一泡吹かされての撤退……つーか、どういうこと? 何が起こったかわからぬまま拘束。
え? もしかして主人公と第二主人公が揃って死刑待ち!?

1話後半
とりあえずムクロさんが頭良すぎるということが判明。
古典物理学の廃頽と量子力学の台頭を持ち出してまでの運命論考察とか凄すぎる。この辺が流石アン武さんだといわざるを得ない。…ホント羨ましい
や、『彼』の助手を務めているという時点で既に凡人ではないのですががが。
でも量子力学が確立されているとなると、何処かの超☆天才がウランたんの抽出に成功して、二人の間に愛の絆ピカドンが誕生させてしまう気配がしなくもなくも…ゲフンゲフン!
その他にも、青酸カリをアセビで吐き出すなど、常人には思いつかない…というか一生触れることの無いだろう知識でピンチを脱出したりと、もう凄すぎる! …ムクロ以上にアン武さんが(汗
対してエーヴァの方は猪突猛進ですね。ミニゲームではライドームの投げた槍に5回くらい飛びつきましたw
・戦闘パート
前半が非常にしんどかった。直進を諦めてMAP右端から進んだのですが、増援が現れてあえなく敗退。
詰んでしまったのでQLでなくリスタートし、今度は出来るだけ真ん中を通り、パウロバリアーを駆使しながら敵の追撃を振り切ることに成功っ。
後は上端まで2マス、盾を閉まってダッシュで北緯38度線を越えるだけだッ……というところで、

>ボーナス達成!;魔力封入石を入手!
と突如コメントが出てきて
>ムクロ「もう、動けない…のか…」

えっ!?
まさかのバグ発生orz。恐らくリスタートしたのが原因かと。詳しい考察はしていませんが、発生ターンは7ターン目:味方、でした。
気を取り直して最初から。ミニゲームのエーヴァの動きがスネーク並に神がかってるw
今度こそ敵の追撃を振り切りる事に成功。そして初の一騎討ちMAPへ…!
戦力的に見て勝てないことは明白なので、少しでも早くターンを終わらせるため後退→チャージを繰り返して何とかクリアー。
まだ2割もシステムを理解していないので、これをフルに活用して勝利の方程式を組み立てるのは遠い未来の話です。
イベント後は、ムクロが撃破されて次のシーンへ。
そして天馬博士と用語解説へ。 き、キター!!

2話
とりあえず生きていたムクロさん。
知り合いのハイケさん(シスター)とセイファさん(幼馴染?)と幼女ロボに囲まれるという羨ましい状況から人生再スタート! ……パシリからの再スタート! あ、でも助手時代もパシリかorz
っていうか、流れ着いたこの街が前作の舞台だったんですね。なんという流れっ! 今の町長の仕事が気になりますが。
と思ったらぬこが……ぬこがぁっ!?量子力学といい青酸カリといい、シュレーディンガーの猫の話を思い出したりしました。
そして翌日、今度のパシリは買い物から盗賊退治という破格のグレードアップを果たしてしまいました。しかし町長の名前が『アレハンドロ』…すっごい気になるw
・戦闘パート
まさかのグランドライン、まさかの山賊王wこういった描写が嬉しいところ。
ここでセイファのOOIが出たりするのですが…博士やエーヴァに比べて無双しにくい感じです。講義でも援護系と言ってますし。
そして意外や意外、量産機がツエー。特にアビリティで付加できるブーストがやっべぇw
水中に若干苦戦しながらも、終始優勢で撃破完了。で、次がボス戦なのですが……いかんせん、コイツのキャラが強すぎる(汗
能力も色々と付いており、かつフツーに強かった士良が瞬殺されているので苦戦しました。
装甲劣化+ブースト付加+チェーンマインに援護トライバーストまでつけて何とか撃破出来るレベル。
ちなみにトライバーストのアニメは例に漏れず素晴らしい出来です。でも作者氏、OOIにはずっとこのレベルのアニメを搭載して大丈夫なのでしょうか…?
・エピローグ
しつこい、とにかくしつこいよ! それ自身が特殊能力だって思えるくらいしつこい!
さっきからずっとフルボッコにしてるはずなのに、してるこっち側が常に劣勢だなんてっ!
しかし最後は赤い機体の登場で事なきを得る。……これが、エングライフェンなのでしょうか? いや、ここでの邪推は禁物だ!


天馬博士と用語解説
天馬博士と用語を解説してくれるコーナー。相変わらずの天馬節が光りすぎるッ!!
助手がメイアになっているのも、前作やってる人には嬉しいポイントw
ムクロよりもストレートな突っ込み役は博士としても嬉しいところでしょう!
…どーしても博士ばっかりに目が行っちゃうのですが、ここで分かったポイントを上げると…
・OOI召喚には詠唱以外に媒体が必要
・教会は英雄信仰?的な存在であり、教義も結構アバウト
・赤い機体はやはりエングライフェンだった
・メイアはK殻の電子未満だった
と、こんなところでしょうか?
後質問コーナー有りということでしたので、下のほうに質問を掲載しておきます~


良かった点
●主人公のキャラクター
前作での影の薄さが懸念されていた主人公ですが、その平々凡々を求めるスタイルが好感触。プレイしていると引き込まれます。
キャラ的には受身型の巻き込まれ型、だけど淡々とした優しさに、引けない一線も持っているといった描写でしっかりと確立されていました。なるほど、博士の相方だったはずだよ!
個人的には、トライガンのヴァッシュ=ザ=スタンピード的な感を受けました。メガネだし、短期記憶障害だし、災害指定されてますしw
そして名前が付いた! おめでとう、ムクロさん!
一方ムクロさんが立っているせいで、もう一人の方が少しパンチ不足の気もしますが……再び会ったときどうなるかが楽しみですね
●相変わらずの文章力
天馬博士から続く、テンポ良く進み、かつ歯切れも良いテキストが読んでいて楽しいw
また、前作をプレイしているとニヤリと出来るシーンがあるのも嬉しいところっ
●考えさせられる通常戦闘
前作の時もそうでしたが、ただ単に反撃待ちしていれば何とかなる戦闘ではなく、ちょっと考えないと次へ進めない。しかし考えれば何とかなるギリギリのポイントを付いてくれるバランスで、個人的には好感触でした。
●戦闘アニメ
OOIに搭載されている最強技の戦闘アニメが凄すぎます。
これだけのアニメを作っておきながら、ウチみたいに重くないので安心して見れる素晴らしい仕様。技術力が本当に高いですっ
●解説男
もはや語る必要はないでしょうw 新・助手もかあいいw
●作者氏の知識量がハンパ無い。
実際にある知識やことわざを用いたハイレベルダジャレ、フツーじゃ思いつかないような危機的状況からの脱却など見ていて爽快です。


気になった点
●機体の特殊能力を把握するのに時間がかかる
敵も味方も特殊能力オンパレードなので、それの把握に時間がかかるように感じました。
現在使えるユニットが1話毎に変わっていくのでちょっと目まぐるしい印象を受けました
●バグがある
非常に惜しいポイント。
自分のシナリオでも結構あるので、あまり大きな声ではいえませんが、やはり気になってしまいます。
特にストーリーが面白く、テンポ良く進んでくれるだけに、バグ発生による躓きは本当に勿体無かったです。
●一騎討ちが分かりにくい
チュートリアルやヒントを見ても、殆ど分かりませんでしたorz
ま、まぁ僕の解読力が一番の問題なのは分かっておりますが・・
せめてチュートリアルで一つ一つ行動しながら説明してくれれば…とも思いました
●二話の敵キャラ
個人的にですが、二話にしては話が重すぎたような感じもしました。
特に、最後の粘着力は能力ではなく意志がなせるワザなのでしょうが、その意志を描写するには二話じゃ足りないようにも(汗
しかしメインは助手ことムクロさんなので、彼に話を割きすぎてもダメダメなのは事実。

現時点でのまとめ
重厚な世界観に確立されたキャラクター、作者氏の知識を生かした設定やテキストに戦闘アニメと、凄まじい熱意が伝わってくる作品です。
天馬博士を楽しめた人ならば、ニヤニヤしながら楽しめると思いますー。
回収するべき伏線も現在は散りばめていく最中ですので、今後の流れに期待大ですね。
是非とも、頑張ってもらいたいです~
それではw

追記

天馬☆博士への質問!
質問を送っていいそうですので、いかに列挙しておきます~

①天馬博士のOOIと、その他のOOIが呼び出される地形が変わってますが、属性とか何かに関係あるの?
②ムクロが看病された孤児院は、前作のときは大丈夫だったの?

とりあえず今回はこの2つで。

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コメント
無題
感想ありがとうございますー。アン武です。

>オープニング
無限のトリプルのOP、当時凄く衝撃を受けましたねー。
ロザとどっちが先でしたっけ?

>バグ
も、申し訳ありませんorz
一応、今のバージョンは修正出来ているはずですー。

>1話前半
ガーン! 唐突過ぎて何が起こったのか伝わりませんでしたかorz
一応あれです。クリフトが呼んだ増援をエーヴァが誤射でどっかんぼっかんしちゃったんです。
賊などいなかったうんぬんは後ほど解るかとー。

>1話後半
アセビうんぬんは、実験してないので実際やると死ぬかも知れません(ぇ
良い子のみんなは真似しちゃダメだぜ!

>主人公のキャラクター
ホントだ! ちょっとヴァッシュっぽい!
ムクロはあれ、頭いいと言うか無駄に冷静なんですよね。作戦自体はほぼ運任せ。
対するエーヴァはアホの子です。

>戦闘アニメ
絵が、描けない、だけですorz

>機体の特殊能力を把握するのに時間がかかる
どうにも頭の悪いデータが好きなもので、こんな感じに……
次回以降、少しづつ味方も固定されてくると思いますので、それでなんとかー。

>一騎討ちが分かりにくい
ひー! 三話でなんとかフォローしてみます

>二話の敵キャラ
個人的というか、皆さんそうおっしゃいます。
確かに二話にしては胃もたれオヤジでしたね奴は。

>天馬☆博士への質問!
いやっほぅ!
ありがたく不真面目にお答えさせて頂きますー。
【2008/11/03 19:14】 NAME[アン武] WEBLINK[] EDIT[]
無題
コメントどもです~

>ロザとどっちが先でしたっけ?
あいやー、どっちでしたっけ? ただ分かっているのはどちらも神ということですがw

>バグ
修正ご苦労様です!
そうとは知らず、感想は最初期Verのもので書いてました(汗

>アセビ関連
ギャー、実証されてなかったんですか!?
た、確かにムクロ作戦、運任せですね

>戦闘アニメ
いや、ぶっちゃけすごいっす! 初出のE.F.Bから変わらぬ美しさっ
しかし超☆アニメが今のところ確認できているだけで3機。
こ、この先もこのクオリティで行くとなると…ゴ、ゴクリ

>一騎討ち
フォロー、凄くありがたいです~
ちなみにですが、通常戦闘の方は相当面白いと思いますねっ

>質問
受付ていただき、あざーすッ!!
今から楽しみになってきましたーっw
【2008/11/03 22:28】 NAME[エル] WEBLINK[] EDIT[]


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