SRCシナリオ感想 -『スパロボＧＯＣ』 ８話感想-

☆Ｗｅｂはくすレス
>3/14 14:58 にメッセをくれた方
>シナリオ完結、おめでとうございます。
メッセありがとうございますっ！
まだまだ力の足りない新人ですが、応援していただけること、本当に感謝していますーっ
☆レスここまで

SRCシナリオ感想 -『スパロボＧＯＣ』　８話感想-

安定したペースで既に８話。
なお、氏のブログでは９話が神回と書かれていましたが、今回も別の意味で神回だと思うのです。

・導入部
冒頭でネモを加えることになるＳＭＳ。魔法の力で短時間ながら歩けるようになったナナリー。
この設定を忘れていた自分にはありがたい補足。視力も恐らく同じなんでしょう。
……いけるな、『スペルゼロ』出演、いけるな。
さて今回はマクロスＦのシナリオ。
そういえば某所で有名になっていましたよね、ゼロの１シーンの再現。当然のごとく自分は未見なのですが（ぉぃ
ネジが外れたオズマを筆頭に次々と撮影村、もとい島に集まるＳＭＳメンバー。
何気にマリナも出たりして、刹那と原作８話のアレがあったりします。
…しかし何で『ティエリア』なんでしょうね(´・ω・)
流れ的にカマルで不味い事もなさそうなので、ここは後への伏線を仕込んでいると見うけましたが、いかに！？
で、例によって獣人が現れて戦闘スタートです。

・戦闘パート
今回の目玉、獣人との戦闘パート！
しかし今回は……カオスですｗ
毎回獣人が出るたびにエライコトになるＧＯＣですが、今回さらにエライコトになりやがるのです。
敵機体にギルギルガンの幼虫が出てくる時点でエライことですが、それ以上の機体が出てくるのです。
その機体とは……まぁ、見れば分かります。
恐らく声優ネタとかそういう奴なのでしょうが、ぶっちゃけグレンラガンより強そうです。
しかも何故か獅子の変形前と変形後が合体してアレだったりするのです。
個人的には、早乙女アルトの機体がアルトアイゼンの遥か上を行くインパクトなのです。
すげぇ……カオス過ぎる……！
コイツのせいでグレンラガン初戦闘も武力介入も出番を取られましたよ（汗
ちなみに戦闘自体は版権８話らしい味方も敵も数が増え、戦術の幅と厚みが出てくる手堅い難易度。
気をつけなければいけないのは、村に敵が侵入するとゲームオーバー、クラン大尉のＨＰが著しく下がっている、といったところですか。
上下から獣人が、左右からソレスタが襲い掛かってくるので部隊を分断、上にグレンラガンとカレンを配置、残りは村の防衛に付きます。
なお、加速の無いカレンを急行させるために移動時だけブースターを２つつけましたが、卑怯とは言いませんよね？
気合ネモの一刀両断、アルトの熱血ミサイルが相変わらず強いので戦闘はスムーズに進行。
ただしソレスタの横槍が地味にウザイので、まずは刹那をクラン大尉がヒトにらみ。
『どうしたんだ、エクシア！？』
刹那、それが恐怖というものだ。
と、ここで問題発生。
元データまんまだった上述の『ヤツ』が、Ａソ連型インフルエンザのごとく猛威を振るい始めたのです。
バリアシールド持ちで高ＣＴ２Ｐ武器に重装甲、出現位置の関係上森に位置するので手に負えませぬ（汗
命中率もそれなりなので、増援の青いバルキリーですらピンチに陥ります。
しかも本家では余りの威力ゆえに搭乗者の生命が危ぶまれ、終盤まで封印されてたあの必殺技も惜しげもなく使ってきます。
耐熱装甲２枚がけで装甲1800で森の上のグレンが、ＣＴで7000近くのダメを受けてシモンごと引っこ抜かれてしまった。
シモン『ゾンダアアアアアアァァァァ！！』
というわけでクラン大尉がヒトにらみし、目線をそらして行動不能なところに熱血ドリルと熱血ランスを叩き込んで何とかクリア。
……卑怯とは言いませんよね？

・クリアイベント
獣人が夕方、というか日没と同時に休眠状態にならないと細胞壊死を起こすという事実がメタ視点にて発覚。
さらにアルトが名門歌舞伎一家、早乙女家の天才女形だったということも発覚。
最後までマクロスＦで進み、シェリルの秘書がなんだか黒いことをやってますよー的な流れで締め。
今更ですが、天真爛漫だったころの准尉(ＧＯＣでは会長)を見ると切なくなりますね。
もっと切ないのはクリアイベントにも出してもらえない貧乏姫でしょうが(・ω・`)

・まとめ
毎回グレンの敵が出てくるとぶっ飛ぶＧＯＣですが、個人的に今回はぶっちぎりで飛んでくれました。
語弊の無いように書くと、流石にこれまで数々のジャンルの作品を手がけてきたはばたきさん、
個々の配役、演出、戦闘バランスにシステム周りなどなど、超堅実なつくりなのです。
が、それらをトータルするとぶっ飛ぶという……もはや何と表現していいか分からないクオリティに仕上がっています。
ＧＯＣのＣは『Ｃｈａｏｓ』なのではなかろうか……そんな考察をしたくなった今日この頃です。

・余談
その上でしっかりとＳＲＷを構成しているのが、このシナの恐ろしい所だと思う今日この頃です（汗