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☆Webはくすレス
>2/24 13:49 にメッセをくれた方
>ステータス画面での全身画像ってどうやって表示されるよう設定するのですか?
メッセどもですーっ
設定対象は、B-A-Dさん作、『第2次SRWα風ステータス表示&辞典』でしょうか?
それならば、ユニット能力に『全身画像=非表示』という能力を与え、その後に画像、X方向、Y方向のサイズを指定することで表示できます。
例:全身画像=非表示 ふりいだむ.bmp 256 256
また、同インクルードには作者氏の親切心からマニュアルが同胞されており、これまた非常に丁寧な解説のマニュアルですので、自分の説明よかそちらの方を参考にしてもらうほうがよろしいかと思います。
>氏のオリフリのファイル名のエタフリってもしやあの作品から・・・
一応その作品を知ってはいますが……ぶっちゃけていいますと関係ないですね(汗
なお、あちらの方がしっかりした設定の機体だということは確定的に明らか
☆レスここまで
SRCシナリオ感想 -『死神探偵スズキ』 7話まで-
雰囲気の作り方が素晴らしすぎ。
これで完結しているのだから恐ろしい…!
浦瀬ヒガタさんが贈る、不幸な青年探偵と美少女死神が織り成すハードボイルドサスペンスシナリオ。
世界観的には退魔系であると思うのですが、個人的にはハードボイルドさとサスペンス成分が光まくりの、
ハイセンス・ハードボイルドサスペンスシナリオと見ております。
第一話
物語は主人公であり、心霊探偵のスズキが依頼人の家を訪ねるところから始まります。
タイトルの表示が素晴らしい。探偵らしく、名詞を使うとは…!
始まって5秒で、「こんな演出組めるようになりてぇ!」と思ったのはベニィさん以来な気がします。
……即座に自分じゃ無理、と思ったところも同様です。
一話の依頼人は未亡人。最近『出る』ようになった何かを追い払って欲しいとの事。
ここでのやり取り、最初はプロっぽいなぁと思ったスズキですが、
パートナーの死神への「うるせぇ黙ってろ」の一言で一気に底が知れたスズキw
どうやらスズキはただの大学生で、死神に憑かれたその日から不運の連続・転落人生で現在に至るというらしいですね。
そりゃあ、やさぐれたくもなりますよw
しかしスズキもさるもの、依頼人から日当をがめるために黙々と調査を続けていきます。
この辺のふてぶてしさは、とても大学生とは思えませんが(汗
まぁ、人間よりも恐ろしいの相手にしていればこうなるのも無理は無いか
はかどってるのかそうでないのか分からない調査を続けながら、3日目、依頼人の家に行くと遂にヤツが!という感じで戦闘へ
戦闘パートでは冒頭の人形劇よろしく、死神がメインで戦う模様。
ここで面白いのは、スズキに近ければ近いほど死神の能力が上がるというジョジョ仕様の戦闘システム。
スズキが隣に居れば、死神はまず負けません。
が、このスズキがとんでもなく貧弱貧弱ウリリリリィなので、何も考えず死神の隣に居るとフルボッコされて即終了です。
なので、敵と味方の位置関係をしっかり把握して、スズキに攻撃が当たらず、死神が強い状態を確保していくのが鍵のようです。
常に優勢なのに、徐々に追い込まれていくスズキの姿がたまりませんw
まぁ、元はただの大学生ですしね。拳銃持ってたのにはビビりましたが(汗
第一話だということもあり、苦戦せずに戦闘は終了。
そしてエピローグは探偵らしくネタバレ……と思いきや、肝心なところをスカしたスズキ。
この辺も元は(ry なスズキらしく、自分に近い視点で物語りは進んでいくところが面白いと感じました。
第2話
ボイスチェンジャーを使って依頼してきた子供の家庭事情に首を突っ込む話。
現金20万を見せられ、「俺、いや私は…」と掌を返したスズキが素敵だ。
ここで気付いたのが、背景にテロップや画像を使わないで徹底して人形劇で全てを表現していること。
またそれい伴い1マスあたりの距離感もかなり狭くなっていていて、より、敵との距離感に緊迫感があるような気がします。
戦闘はちょっとザコが多い以外は一話と同じような感じで。ボスの攻撃を死神の「ひらめき」で対処すれば問題なしかと。
と、ここまでやって今回のサブテーマが「金」であることに気付かされる。
うーん、考えさせられるなぁ。
第3話
街中で肩をぶつけた相手が死体だった。というわけで、事件に巻き込まれる話。
ここで気付いたのが、死神探偵スズキは一話一事件の構成だということ。
同じく死神探偵の上位機種、コナン君と同じような進み方ですね。
警察の取調べのせいで、本来の依頼人に犠牲を出してしまったスズキ。
ここで止めればいいのに、今度は歩いた死体の身元を確認しに行きます。
どうやらこの1話から続く野次馬根性がスズキの動力源であり、災難の元のようですね。
さてさて、そんな今回のスズキの事件はコナンというよりも古畑風。犯人最初からバレバレです。
スズキにしては異様に早く犯人にまでたどり着くも、今回の敵はこちらと同じく人間+死神。
そう簡単にはやらせてくれないようです。
戦闘パートは一気に難易度が上がった感じ。死神が強い。ただの蹴りでスズキは死にますorz
というわけで、犯人は木島!の方を先に倒し、それから距離を取って死神同士のバトルへ。
殺意の射程範囲内にスズキが居るとシッショーなので、距離を取りつつ死神の鎌でバリアを削る。
たまにスズキが隠れ身で近づいてバリアを削り、巻き戻しが出来なくなったところを必殺技で終了
や、やばかったぁ…(汗
第4話
相思相愛の高校生に巻き込まれるスズキのお話。
3話でスズキの取調べを行った松本刑事にいいように利用され、タダで事件解決(しかも少年課系)の協力をすることに。
ちなみに、松本刑事も死神が見えるようです。この視える視えないの差が、後の伏線になるのでしょうか…
調査パートでは大した結果を得られなかったスズキ。
この辺が、探偵としての彼の限界な感じです。
そして松本刑事のもとから逃げ出した高校生・仲眞一也を追いかけるスズキ。
松本さんも、刑事として限界反応真っ赤な感じです。
戦闘パートですが、今回から『色』の付いた幽霊が出てきます。
コイツが引・吹属性持ちなので、位置取りに苦労するスズキと相性最悪。
まぁ基本的には死神が戦闘を引き受けるから問題ないのですが、位置によってはスズキを引っこ抜かれて、うわらばっ
そこにさえ注意すれば、3話をクリアできたのならば問題なしのレベルです。
さて今回の調査中、スズキが短期間の記憶障害だということが発覚。これも今後の伏線になりそうな予感ですね
第5話
ひょんなことから、お世話になってる山田『組長』の猫を追いかけることになったスズキ。
ところがこの猫、飼い主に似たのか似ないのか、スズキを事件へと巻き込んでしまいます。
やめればいいのに、深入りしてしまうのは彼の悲しい性か…
戦闘パートではまさかの『狗神』登場。
一気にオカルトちっくになったなぁ、と思ったのですが、最初からオカルトだったことに気付く。
そうだ、スズキはただの探偵物語じゃなかった…!
困ったことに、この狗神がちょーつおい。今まで死神が盾になってたのですが、
コイツP武器持ってるせいですぐスズキが噛み付かれます。ガッデム!
ちなみに、この狗神、飼い主の愛犬「ミチ」をぬっころしてつくったようです。うぇぇ
(スズキを遠くに配置するため)苦戦する死神ですが、何とかこれを撃破。
後、この戦闘で飼い主にスズキで攻撃したときのスズキのセリフに吹きましたw
「いや、どうかな…?」
第6話
銀行員・佐竹弘義から、銀行の地下金庫に住み着いた悪霊を何とかしてくれと頼まれるお話。
2話から続き、今回もお金がテーマですが、何でしょう、久しぶりにフツーの依頼のような気がします。
いや、悪霊絡んでいる時点で「フツー」じゃないのですが。
そんなスズキの頼れるの相棒、拳銃がパワーアップしました。これでお化け相手にダメージを与えれるそうな。
その後はいつものように探偵パートへ突入し、いつものように大した情報を得れず、
いつものように直接交渉することになり、いつものように交渉決裂で戦闘に入ります。
……この毎度のパターンが面白いから、スズキは止められませんw
戦闘パートでは、今回からなんだか黄色のお化けが出てきましたが、それにもまして恐ろしいのはボス。
ちょ、HP回復って!?
スズキ強くなったじゃんーと思って拳銃撃ちまくったら詰んでしまいました。
リトライ後はボス相手にリボルバー(?)が(それなりに)火を噴いたため、最後は死神の必殺でとどめ。
なるほど、『隠れ身』はつかってかなきゃダメですね!
エピローグでは、地下金庫に何もなかったことが発覚。失意から消滅してしまうボスの悪霊。
…実は2話以来でしょうか、登場人物が死なないの?
第7話
相々傘、羨ましいなーとか思いましたな、雨の日からスタート。
すると直ぐに、ちょ、またお前か! な敵の死神が、愛犬連れてスズキの家へ押しかけてくれます。
正直勘弁して欲しいですorz
今回敵の死神には飼い主補正がなく、さらに愛犬は5話で出てきたのが3匹とか。
スズキー、借金返済してる場合じゃない! ユニット! ユニット改造!
SPを使い切り、辛くも撃退成功しますが、スズキはさんざん。プレイヤーもさんざんですよ。
死神に追われたり、借金が多かったり、大学の記憶がなかったり、どうもスズキの過去は色々とありそうな模様です。
……ヒス起こしてるスズキが妙にかわいいのは気のせいでしょうか?
今回ここまで
総括
実は余りの面白さに、間をおかず最後まで一気プレイをしてしまいました(´・ω・`)
エンディングも見てますが、長くなるので今回はココまで。
これでもかと丁寧に作られた人形劇やクオリティの高い自作画像、シックなBGM、何より物語の運び方etc……
その全てが独特の雰囲気をかもしだすのに一役買っており、サスペンスな構成が『次をプレイしたい!』という気持ちを駆り立ててくれます。
これで完結しているっていうのが……素晴らしい。