-『Atlasの灯 』 べにべに７ - 感想 その２

拍手レスー
＞12/10にコメントをくれた方
＞Rebellionを作ってくれて本当にありがとう！！
コメントありがとうございます～っ
こんなことを言ってもらえる日が来るとは夢にも思いませんでしたが…！
話も終盤ですが、完結に向け、励みにさせていただきますーっ！

というわけでシナリオ感想

-『Atlasの灯 』 べにべに７ - 感想　その２

まだやってるよ！！

Atlasの灯とは？
ベニヤ板氏の贈る、もはや語るまでも無いオリロボシナリオ。このシナの凄さを実感するのは、実際にプレイしてみる一番だと思います。
ちなみに製作者目線で言わせてもらえば、参考にしたくても参考に出来ないシナリオ。つまり、実際にプレイしてみる一番だと思います。

#べにべに７感想
前回レビューできなかったキャラも攻略したということで下に列挙。
ちなみに、レビュー時は最終更新バージョンのファイルじゃなかったかもしれないのであしからず。
正直なところ、今回使ったキャラの方が味があったかもしれない……？

#- 本編キャラ

●スィ
絶滅が危惧されているらしいボクっ娘。だが意外と言うか何というか、これがとんでも無く強い。
機体の性能は並くらいだけど、ＳＰに隙が無いんです。とりあえず『必中』『ひらめき』と、べに７で必須なものは確保し、ダメージが欲しいときの『熱血』、数ターン耐えたいときの『鉄壁』、自前回復の『信頼』など、かなり理想系。
逆に言うと、限られたＳＰをどれに分配するかが勝負の鍵なのですが……選択肢の幅が広いのはそれだけで強し。
さらにブーストも付いて、至れり尽くせり。使い方次第では和弘ポジも十分狙えます。
弱点は無い！といいたいところですが、実は射程が短いのがネック。敵の攻撃で大きく吹き飛ばされると反撃できねぇ…orz
ＶＳボス
フツーにいけます。必中で命中率に安定性を持たせリング際まで相手を持っていき、ひらめきでクレイジーなんたらを回避。
鉄壁を使って殴り合い、危険になったらチャージ＆信頼で復活。
後はブースト＋熱血の最強攻撃で撃破も、必中＋ひらめきでのリングアウト狙いでもどちらでも～
ただ注意しなければいけないのがＳＰ切れ。切れたら終了なので管理には気をつけて。間違えても『激闘』に回しちゃいけない
ノーコンテニュー撃破達成

●九條季節
見た目と裏腹というか、見た目に違わずというか、とにかく攻撃偏重のキャラに感じました。
熱血、激闘、専用ダメージアップＳＰ＋ブースト装備。これが先読みにより、安定した命中が保証されるので非常においしい。
武装も近接、射撃、ＭＡＰ兵器、必殺と非常にスタンダードかつ強力。
た・だ・し、行動力が低いので、相手に先手を許すわリングアウトは狙えないわで、ちょっとしたテクが必要。攻撃は最大の防御だ！
使い慣れてくると、ぶっちゃけ面白いｗ
ＶＳボス
桜霞様が季節の完全上位互換なので、当然ながら苦戦を強いられる。
また自前回復が無いので、残りＨＰに常に気を配らなければならなかったりもする。
ここでオススメ？なのが、ルイーナ戦法。サイコフェザーが射程・吹き飛ばし共に優秀なので、桜霞様を射程の外に吹き飛ばしつつジワジワダメージを与えていくのが理想かな。
しかし行動力の差から、どうしても相手の接近を許すので、そこは近接、ＭＡＰ兵器共に臨機応変に駆使しなければならないっす。
が、この距離によって戦闘スタイルを変える、という判断の切り替えも面白い。
残りＨＰ300くらいのところで刹裂のファンネルが火を噴いてノーコンテニュー撃破達成。
そしてエンディングが……

●ヒュレイ
ブースト完備に必中、加速、痛快（痛撃）、捨て身も付けるぜ！ と季節以上にアグレッシブキャラ。
本編でこんな攻撃的なキャラだったっけ…？ ああでも序盤とかそうだったかも（うろ覚え
ともかく初期段階からのラッシュがものを言うキャラです。
ブラストレイで押し出して、加速で接近、反撃オーラなんたらを当ててリングアウト出来たら幸せな気分。
……出来なかったらそこで試合終了だよ。ホントに速攻が強い…（汗 攻撃は最大の防御だ！
ＶＳボス
こちらは速攻キャラなので、最初の反撃ブラストレイが当てれるかどうかで勝負が決まる。マヂで。
必中・加速、ブラストレイのコンボで画面端まで持っていき、クレイジーダンスが出る前に、シールドミサイルでムリヤリ押し込んでリングアウト！
これを狙うしかない。この間に桜霞様がひらめいたらもう終わりだとおもう。……多分
ノーコンテニュークリアは無理でした。

●フィレナ
劣化版ヒュレイ。正直しんどい
とにかく避けれない。集中もありパイロット能力はそれほど低くも無いけど、機体の運動性が(笑)なので、後半になればなるほど回避方法が無い。かく乱も頻繁に使えるものじゃないし…
以下ヒュレイと比べて申し訳ないのですが、
・ブラストレイでの押し出しは強いが、ヒュレイのように加速で詰め寄ることが出来ない
・中間武装に差がありすぎる。ヒュレイ射程３消費EN5＆１マス前進、こっち射程２消費EN20。
・ブーストと必中が無いので決定力が大幅に低い
・フィールドと信頼で耐久性はこちらの方が上。しかし耐久性で勝負するなら上には上がいくらでもいる。
などなど。安西先生……ひらめきが、欲しいんです……！
一応『威圧』が効くキャラにはそれなりに戦えますが、使いこなすには技量以上に運も絡んでくると感じましたー
ＶＳボス
何回やっても何回やっても桜霞様が倒せないよ。あの近接何回やっても避けれない。
グラビトンバスター撃ち続けてもいずれは距離を詰められる。
防御フィールドも試してみたけど、刹裂相手じゃ意味が無い！
だから次は絶対勝つために、ボクは直撃だけは最後までとっておくー。
……でも撃破することが出来ました。どうやったかは覚えてません（ぉぃ

#- ザ・版権

●ゼノケルト
僕らの勇者狩人！
スタンダード性能でありながら、不屈、ひらめき、根性、復活と相当のタフガイ。
コーティングアッパーが、当てやすい、ノックバック激しいと非常に優秀。対ボス戦では必須でしょう。
アビリティの光学迷彩は回避にあまり役に立たないけど、瀕死時の命中アップは強力。そもそも回避はひらめきで補えてるので、問題なしでしょう。
後は、攻撃をどう当てれるか……！
ＶＳボス
由季、クレアの使えるひらめき待ち戦法は、高行動力、高命中率があってこそ。
先手を取られる桜霞様相手だと若干シンドイ。いや、相当シンドイ。
恐らくアミバ様以上であろう脅威の粘着力を駆使して持久戦に持ち込むのが理想かな～…でも凶悪ＭＡＰで蒸発orz
キモは復活を使い、不屈、瀕死光学迷彩状態を維持すること。この状態なら、超底力相手でもコーティングアッパが掠る…！！
バグ？
２戦目から、ゼノケルトを使ってのリングアウト勝利が出来なくなりました。
汗の噴出し確認後、Ｋ属性武器を使用するもそのまま戦闘続行となり……orz
ちなみに一戦目の和弘はフツーに押し出せました。

●太陽の娘ソル・アリス
なんというか……凄い（汗
射撃よりスーパーロボットとでも言うのでしょうか、硬い！デカイ！遅い！と、そっち業界じゃ間違いなくトップクラスの実力の持ち主。
とかいいつつ、べにべに７でもトップクラスの実力だと感じました。
とにかくミサイルとレーザーが強力で、並みの機体じゃまず近づけない。性質上『的中』は必須だけど、ターン持続なので気になりません。
耐久力も異常で、桜印の凶悪ＭＡＰ兵器を二回食らっても落ちなかった（汗
これで鉄壁とド根性もついているから恐ろしいｗ　怖いのはリングアウトと蒼雨だけだと思います。
つーか、敵で出てきたらリングアウトを狙わざるを得ない(汗
ＶＳボス
やはりリングアウトが怖い。こっちが３～４回くらい攻撃すると、相手が二回行動できるんですもんorz
しかし単純な撃ち合いならば決して負けない。いかに殺戮桜霞様といえど、ファンネルだけじゃミサイル相手にダメージ勝ち出来ないからだっ。
射程を調節することにより、ルイーナ姉さんに勝るとも劣らない射撃戦も展開できます。
しかし超底力が発動すると、必中無いので若干運が絡んでしまうのが泣き所。むしろココからが勝負。鉄拳で距離を取ることさえできれば……！
何気にノーコンテニュー達成。
ＶＳ妖精
分身恐るべし(汗　『威圧』をうまく使えるかどうかが、勝利の鍵

●コーザ
見た目どおりというべきか、攻撃重視ユニット。魔装機神で言うところのグランヴェール？
キャラ性能もスタンダードで、武器なんかは割りと使いやすいのが揃っていますが、いかんせんＳＰの関係上、防御力に難があるのが欠点。
ともあれ攻撃力は全キャラでも相当高い方なので、通常ＣＰＵならば火力とノックバックに物を言わせて撃破出来ます～
『奇襲』を何処で使うかが、この機体の真価を問われるところ。
ＶＳボス
攻撃がうりのコーザなのに、近接ではクレイジーダンス、遠距離ではファンネルとどのレンジでもダメージ負けするのが辛い。しかも頼れる防御ＳＰが奇襲のみ
ＥＮ消費の関係上チャージは必須だけど、相手の行動力の方が高いのでどのタイミングで入れるかも悩ませる。
この辺のジレンマはアミバ様も同様だけど、あっちには根性がある。こっちには威圧があるけど、桜霞様相手だと、どこ吹く風。
高Lvの切り払いが期待値通り発動しつつ、奇襲フレアを２回叩き込めれば勝機も見えてくる…か！？
ちなみに、奇襲２発目を打てる頃にはスーパーサイフラッシュが飛んできますorz
しかもエンディングが……唯一じゃないでしょうか、こんなＥＤｗ

#- 隠しキャラ

●妖精さんたち
やはり来たか！ということで隠しキャラの紹介を
基本性能
とにかく能力が高い。高行動力に分身に高切り払いLv＋集中と機動性は問題なし～。
若干耐久力に難ありか？と思いきや、付属のフィールドが強いのでこちらも問題なし。
……問題なしどころか文句なしの隠し性能ですね。
それから俺は覚醒の使い方が要になると思っていたが、別に無くても勝てる。な、なんだってー！？
武装も遠近両用(但し近接は気力がある程度必要)揃って、一般ＣＰＵにはまず負けない……
はずでしたが、下のキャラは別でした
ＶＳ和弘
蒼雨――それは剣術の基本にして、最大の防御術。あらゆる攻撃を緩和・吸収し、『無かった事』にしてくれる奇跡の技だ。
………
この隠し性能でフツーにリングアウトされましたよ(´・ω・`)
懸念どおり和弘は、必中、ひらめき無いキャラを使用時に中ボスになると異常に強いです。由季ならばまだひらめきで補えるけど……
まさに家主の威厳を見せ付けられた瞬間。大黒柱をへし折るのはまだまだ先のようです
ＶＳボス
キセキの奇跡でラクショー（ちょ
この機動力で天馬博士に匹敵する予想ダメ20000越えって、一体…（汗
その場で何もせずターンエンドするという挑発行為まで入れれる始末。流石の桜霞様もこれにはビックリ。
そしてエンディングを見て二度ビックリ。パリティシアっぽいなぁーｗ
余談
ウチのＰＣじゃ必殺アニメがカクカクになっちゃいましたorz
しかし二回目見たときはＯＫだったんで、バッファリングされれば問題ない模様ですー

●遺跡荒し
某風のモードの吸血鬼の必殺技を連想させる名のキャラクターですが、残念ながら汎用指定。
ぶっちゃけ戦闘力は低い。行動力が低い、必殺技が無い、特殊防御能力は無いとこの時点で十分辛いのですが、一番しんどいのは気力が上がらないこと。つ、通常時と同じなんて…！
相手の気力が30くらい上がってるのに対し、こっちの気力が3しか上がってないとか当たり前
しかしＳＰが凄い。根性、必中、ひらめきと必要十分条件は全て満たしている！これを使わない手はないぜ！
というわけで、↓に難易度『難』で勝ったことのある相手を列挙
ＶＳヒイト
燃料切れを起こしやすいという弱点を突き、序盤はひたすら耐えて待ち、隙あらばブラストレイで距離を取る。
とにかく付かず離れずの位置をキープし、相手がチャージするのを見て距離を詰める！気力を確保するために避けてはならぬ！
そしてこちら気力が120位を迎える頃頃、ようやく相手のＥＮが尽きたのを確認、……反撃ののろしが上がる！
ヒイト密着してくる→２回行動ＭＡＰ兵器→ひらめきで回避→ＳＰ１５回復してる→ひらめきを再度かけダガーで吹き飛ばす→…
ヒイト密着してくる→２回行動ＭＡＰ兵器→ひらめきで回避→ＳＰ１５回復してる→ひらめきを再度かけダガーで吹き飛ばす→…
なんと、永久機関は存在したのか！？
この時ダガー一発あたりのダメージ実に500弱。ヒイトの残りＨＰ実に１万強。ハイパー化すると200弱くらいしか効かん。
ラストステージを選択していたので、まさに夕日をバックに足を止めて殴りあう二人。
この間に激怒5回くらい食らったので、こちらもＨＰは限界ギリギリの10。でも攻撃は掠りもしない。凄ぇシュール
手数で押し切ることに成功はしましたが……何でしょう、この胸にポカンと穴が開いたような虚無感は？

まとめ
今回新しく使ったキャラクター達ですが、前回使った人たちとはまた違った面白さがあり、楽しませてもらいました～
通常撃破・リングアウト共に狙うのは面白いし、どちらを狙うかも考えさせられたりするのもグッド。
キャラ別戦闘法もちゃんと確立されており、合計で２０近くのキャラクターが居るのに、戦術的にそんなに被らないというバランス取りは見事としか言いようが無い。
個人的にですが、戦術的には遠距離戦術が面白かったです。ルイーナ姉やアリスさん、ちょっとキツいけどサヤさんも味がありますね。さらに遠・近使い分け必須の季節や妖精さんはヤバイです。
こうなると、本編で出てきたロウンやエイミーなども使用してみたいところですねっ！
後、２Ｄ格闘ゲームを意識した１ライン方式も面白いです。あ、でもこちらは一次元の対決ですがｗ
今更ながら、この一騎討ちシステムって凄さに感服。ぶっちゃけ、やばい中毒性です（汗
……にしても、やはりというか何というか、どんな所にもハイクオリティを求めるシナリオだなぁ。
自分、ベニィさんを相当リスペクトしてますので、現在製作中らしき新シナリオの方も応援させてもらいますーっ！


余談
そんな素晴らしく突き抜けたベニィさんのシナリオですが、現在ＩＴ－ＴＵＮ対決で劣勢に置かれている模様。
この駄ブログをここまで読んでくれるような心の広い皆様、是非ともAtlasの灯を手にとって、その異端ぷりを堪能してみてください！
……対決関係無しに、色々凄いシナリオですから、ホント……（汗