SRCシナリオ感想 -『こちら化け物殲滅課』ACT２-

☆Ｗｅｂはくすレス
21日に一件はくすをくれた方、どうもありがとうございましたーっm(._.*)m
☆レスここまで

うぅ……既に結構かったるい。
１日は長いけど……でも、気がつけば既に終わっていて……
とんでもない疲労感と充実感みたいので足元フラフラです。

そんなワケで今回はシナリオ感想をば↓

SRCシナリオ感想 -『こちら化け物殲滅課』ACT２-

なんと続編が登場した『こちら化け物殲滅課』、ACT２！
１話で終わるには勿体無い設定だなぁと思っていただけに嬉しい誤算。

SRCシナリオ感想 -『こちら化け物殲滅課』ACT２-

深影一輝さんのおくる、一話短編でなくなったオリジナルロボットシナリオ。
前回も書きましたが、『サラリーマンだって地球を守れるんだ！』とのフレーズに偽りは無く、本当にサラリーマンが化け物を相手にします。

#ＡＣＴ１

まずは前回のクリアデータが無かったのでＡＣＴ１から開始。
内容的には前回の復習…というか前回とほぼ同じ。気のせいか場所表示などのレベルが高くなったような……いや、多分元からコレくらい高かったんでしょうね。
自分で一話完結して初めて分かる他作者様のレベルの高さです。
耕介の過去の回想、そして化け物殲滅課に入るまで、こち化けヒロインの浅木さん(モブ)との別れ、そして目覚めた新たなる力、と懐かしいな～と思いつつプレイしていて……
フツーにエンディングでした(´・ω・)
どうやらＡＣＴ２からプレイ可能なようです。

#ＡＣＴ２

導入部では相変わらずの殲滅課の日常風景
そして相変わらず犬猿の仲の里奈先輩と千鶴主任。
あまりの相変わらずさに、耕介は思わず『今まで食べたパンの枚数を覚えているのか？』と切り替えしますが、
当然のごとく『くわッ！』という効果音とともに波紋カッターを出しそうな勢いで里奈さんに怒られます（汗

戦闘では里奈先輩の陣風とグータラ課長の指揮車が戦列に加わりました。
どうやら自衛隊は自衛する気がさらさらないので、ＮＰＣと手を組みながらの戦いになります。
性能では震電が一個ぬきんでていますが、パイロットとしては先輩や上司のほう軍配が上がる感じで、特に課長は統率を持っているのでジープのくせに見た目以上に凶悪です。
また里奈さんの駆る陣風にはＰ武器が多く位置取り力は高く、技量の高さも相まって常に前線に立ちます。
それを耕介が横から援護でカバーし、グータラ課長は二人の後からとりあえず指示だけ出すという、殲滅課の日常そのままのフォーメーションが出来上がります。
黄金比ゆえか、これが意外と強い。
……のだがこのフォーメーションには一つ難があり、前線に立つ里奈さんと統率を使う課長ばっか気力が上がり、サポートに徹する耕介はイケメンモードに突入できないのだ。
この辺も殲滅課の日常の欠点丸出しです(´・ω・)
結果リザードタイプにいいようにやられＮＰＣを撃破される殲滅課。
気力的には課長は既にイケメンモードだが、流石にジープじゃ対抗できなかった…！

エピローグでは未だにこち化けヒロインの浅木さん(モブ)のことを引きずっていた耕介が他者の社員を庇うという行動に。
しかしこの行動が災いし、イカタイプの化け物に引きずり込まれる耕介。
そんなところに謎の戦士が……！？
どうでもいいけど、本当に『企業戦士』なのが笑い所なのか泣き所なのかｗ

後半戦では海に引きずりこまれた耕介と、それを助けに来た他社のエース・剣崎との共闘することに。
が、水中戦では流石に分が悪い。
剣崎の乗る立待月は格闘特化万能機であり、水中戦でも非常に強力です。
が、あまりに強力すぎて敵は一直線に耕介の方を狙ってくるので、あまり前には出さないほうがよさげです。
剣崎は援護が無くても全然余裕ですしね。
それでもザコ群がってくるため、今回はイケメンモードにすぐ入れますが、流石に２撃であぼーんなので、集中は必須でしょう。
命中率の高いエイ型をあらかた駆逐した後は、耕介を前面に出し、集中＋反撃戦法で敵を削り、ボスクラスには剣崎を当てる。
２話目にして既にサポート気質が付いてしまった主人公ですが、入社一年目の社員などそんなものです。
否、先輩のサポートが出来るなど超サイ社員です。

エピローグでは心配していた里奈さんから無茶するなとの言が。
どうでもいいですけど、ツンデレ先輩っていいですよね。
イ、イカン…！ 浅木さんから浮気してはダメだ…！！
途中千鶴さんから何故サラリーマンが戦わなければならなくなったかという過程が加わります。
耕介、超めんどくさそうだけど、メタ視点だとコレが結構面白いと思います。
理由は大まかに言って、頭のおかしいお偉いさんたちの作った制度のせいらしいです。
『いくらなんでも無茶苦茶だろ！』という設定ですが、この国なら有り得そうだな、と思わせるあたり末期なのは世間なのか僕なのか(´・ω・)
恐るべし、高度に政治的な判断（汗
しかしこのイベントは、一話完結のシナリオだった時の破天荒な設定を、長編へ移行した際にしっかりと埋めてくれる丁寧な表現ですね。
しかもこの設定、後々の伏線に使えるよーな……
……凄まじく有効な手法だと思いました。これが『技』か…！

そして最後は課長の一言で締め……って、次回への伏線で終了ですか？！
どうやら長編になりそうな予感です。

まとめ
設定が結構細かなだけに、一話完結は勿体無いなぁと思っていましたが、やはりというか長編になりそうな要素満載で帰ってきました。
設定周りも色々追加され、特に読みきり漫画が連載になった場合とはまた違った補間の仕方などは秀逸で、シナリオ技術的にも色々参考にさせてもらいたいと思うほどでした、
感じ的にまだまだＡＣＴ２が続く…かな？
ま、まさか、ＡＣＴ３になって『ＦＲＥＥＥＺＥ！！』とか……！？（ぉぃ
というのはウソですが、設定量的にも結構な長編となりそうなこちら化け物殲滅課、気が早いですが最後までがんばっていただきたいですーﾉｼ